2011年1月22日土曜日

恋するドレス

       
     



あけましておめでとうございます。
すでに一年の18分の1が終わってしまいました。仕事は終わっていません。
はやい。はやすぎます。時間たつのはやすぎませんか?そんなになまけていたわけでは
ないのに、かなりテンパって仕事しているような気がします。常にまったりじっくりと仕事を進めていきたいのですが、特に納期前のこの時期はてんやわんやしてしまいます。 
でもなんかいつものことだし、カラダ張ってなんぼのもんじゃい。 

仕事をしてるってありがたいことなんだ、そこ忘れんなよヨコタ。

さて、次のコレクションについて。前にも書いたように、去年の11月から毎日少しずつデザインを
進めてきたわけですが、あつい、アツいですね。あついあつい。

予定では4月の中旬か終わりごろ(もしかしたら5月入ってしまうかも。。。)に、東京の
どこかで展示受注会を行います。今回はどこか小さなギャラリーでも借りて単独でまったり
やろうと思いますので、一般の方も入りやすいかと思います。興味のある方は是非服を直接手に
取っていただければと思います。僕はたぶんひとりでボーっとつっ立ってることが多いと思われますので、それっぽいのがいたら適当に声をかけてください。

日程や場所は詳細が決まり次第このブログでもお知らせします。

テーマは「ドレス」です。なんでってドレスが好きだからです。
ひたすらドレスです。ドレスだらけです。シャツもドレスです。カーディガンもドレスです。
スカートもドレス。ドレスはドレスです。
全部ドレスです。 うそです。そうじゃないのも少しはあります。 でも、ほとんどドレス。
恋するドレス。かわいくかわいくてかっこよくって人なつっこくて繊細で、洗練されてるよ
うでやっぱり荒削りで、大胆で大ざっぱで 天然でやぼったくてかわいくてバカっぽい、思わず
ひとめぼれしてしまうようなドレス。なんかアホっぽいな

そういう服をつくるにはどうしたらいいのだろうか。 ひたすら服のことを考える。夢の中
でも考える。。。今までもけっこうそんなかんじだっただろ。これ以上どうしろというのか。
死ねというのか。 現状維持か、さらに一皮剥けれるかどうか。ここに新たなボーダーラインの
ようなものがあるのだろう。そのラインをとびこえて、なお嫌いにならずにやっていくには、
もっと好きになるしかありません。もっと好きになるしかないでしょう。 

もっと好きになるにはもっと好きになるようなものをつくれるようになること、これが一番
です。もっと正直になり、じっくりどっぷり服にはまりこむ。絶対にどこかにあるはず。

さがせさがせもっとさがせみつけだせ。

そしてこの先にひろがっているであろう、まだ現実には存在しない自分の新たな世界をイメージ
しつづけれるかどうか。
世間の常識とか一般論とか他の人がどうとか関係なくて、そういった世界があると思っていれば
それはどこかにあるわけで、あとはどうにかして他の人に伝えられるように現実に引っ張り出す
だけです。 

逆に、そんな世界はもう想像できない、そんなものは存在しないと思ったらそのとおり
そんな世界は存在しないわけです。 その人の自由です。
    
つまんない服なんてどっかいけ。何も感じない服なんて死んでしまえ。本気です。