僕は仕事などに疲れると新宿など都心とは逆の普段行かない方面に 行く癖があり、
うちのアトリエから電車で一本、 新宿と逆方向で程よく離れた場所にあるこの公園は
僕にとってうっ てつけの場所なのだ。
公園の最寄りの花小金井駅は3年半前に交通事故で亡くなった、
僕が好きなある歌い手の住んでいた場所です。
彼の歌を聴きながらぶらっと一周して帰るのです。ただそれだけ。
とかいって他の曲もけっこう聴くけどね。
とかいって他の曲もけっこう聴くけどね。
儀式みたいなかんじ。 そんで帰りに駅前のミスドでリフレッシュした
頭と心でデザインと か考えたりしていく。
彼ほど生きている歌を歌う人はいなかった。
だが彼は死んだ。
だが彼は死んだ。
なんで彼なのかは神様にしかわからない。
心残りで成仏できずにいるだろうな。
やっぱり生きるって辛いことも多くて、
もういい大人になっちまった僕に甘えられるような場所もなく、
傷つくもんはやっぱり傷つくし、朝、何気ない喪失感などから
布団の中で聞く飛行機の音の空しさにどうにもならなくなる時もあ る。
布団の中で聞く飛行機の音の空しさにどうにもならなくなる時もあ
そんなとき、生きている、何かを感じることができる、 感情がある、
それだけで素晴らしいということを歌を通して伝えてもらい、 助けてもらった。
もうどっちが生きてんだかわかんねえな。
それが生きるということなのだ。だからずっと聴く。
僕の中ではまぎれもなく生きてる。僕みたいな人はきっと沢山いるはず。
だからどうか天国へ。僕は最後まで生きるよ