2011年11月16日水曜日

予約受注会②

 

前シーズンよりお取扱いいただいているお店のALIGHT様にて、
12SSコレクション商品の予約受注会が11月19日、11月20日(今週の土日です。。)行われます。

お近くにお住まいで、ご興味のある方は是非ご来店ください!


ALIGHT

香川県高松市田町3-15佐 野ビル2階 営業時間13時~20時

2011年11月14日月曜日

collectionページ更新のお知らせ

 

 
はるかきみへ ホームページの collection にて、12SSの服の詳細ページをアップいたしました。
また、ブック掲載の12SS(IMAGE VISUAL)のページの画像も、より可愛い写真に選び直しました。
よろしければ覧ください。


 12SS collection

             
 12SS collection (IMAGE VISUAL)

予約受注会のお知らせ ~the LOGIE~

はるかきみへ の服を扱っていただいている、セレクトショップの the LOGIE様 にて、
2012S/Sコレクションの予約受注会を行っていただいております。 LOGIEホームページにて
ご注文可能となっております。(ご注文期限11月15日(火)迄)

LOGIEの店長竹内さんと、看板娘のサイコちゃんとは、新しくできたはるかきみへ のプレスルーム(詳細は後程お知らせします)で、今季の服をご紹介した後、うちのスタッフも一緒になりまったりと飲み明かしました。

お二人とも”何かを表現する”ということに対してとてもアツい方々で、
また僕自身、展示会後仕事が一区切りついていたということもあり、
久々に日常のわずらわしいことを忘れ、楽しい時間をすごすことができました。

お店の仕事だけでなく、竹内さんは音楽(現在current of air、元サザンハリケーンのギタリスト)、
サイコちゃんは絵をやられてます。 ついでに僕は服をつくっています。

ありきたりな言い方ですが、表現手段が異なるだけで、真摯に、人に何かを伝えるために何かを表現する場合、どのジャンルでも、その根底にあるものはそれぞれ通じているものが、
確かに存在すると思います。

そして、この世の中は明るいものだけでなく、暗い闇もたくさん存在します。
必ずしも正直にやれば万事がうまくいくのかといえば、そういうわけでもなく、
そんなことはいやというほど知りつつ、戦いつづけるのだ。

自分に対して、世の中に対して真摯に、正直に。
仕事として、時には、というかたくさん、とても非効率的で割が合わないなんてことは
しょっちゅうです。

でもそんなことは知らん。
それでもつづけるのは、そこに世の中の明るさとか暗さとかを包み込んでしまうくらいのものを
その表現に対して感じているからであって、そこに自信と自身があるからなのです。 
うおおおおお。

とかまあ、なんとなくですが、そんなとこまで通じることがあるものです。
きっと竹内さんもサイコちゃんもこんなかんじのことをなんとなく理解してくれそうな気がします。
世の中みんながみんな、僕のような人間ばかりではありません。
むしろ僕はかなりの少数派なように感じます。

だから、同じようなかんじの人たちとお話することはとても楽しいのです。
 

the LOGIE

東京都調布市仙川町1-3-5 マンション松葉101


 

2011年11月6日日曜日

どこまでも

 

 




2012SSコレクション、展示会を終えようやく一区切りつき、いつもの自分のペースで
まったりと仕事が進められるようになってきました。

翼のある服~自分の空を飛ぶ~というテーマで、どうにかこうにか
女の子が飛びたち、おちるところまでをブックで表現できたかなと思います。
それにしても、今回はいつにもましてヘロヘロになりました。

とにかく、自由に!まじで自由に!高く高く!どこまでもいくのだ!!
と、それはまあアホみたいに威勢よくコレクションにとりかかっていったわけですが、
自由って思ったよりも大変です。わかっていたことなんですが。。

何もない、何も決まっていないところから、ひとつのディテール、ひとつのパーツ、一着の服、
ひとつのコレクションをつくりあげていく。そのひとつひとつにある無数の選択肢を決めていくのは
僕たち自身なのであって、その選択には責任も伴う。それが自由ということだ。これが案外重い。

そして、自分の空を飛ぶということは、そのひとつひとつの選択を自分の経験と記憶からしっかり
判断し、後悔しない選択をしつづけなければならないということです。
隙を見てはサボろうとする僕自身とも向き合っていかなければなりません。

そういった高い意識の中で仕事をしていると、怖いことに、気を抜いたら気を抜いた分、
後悔してしまう結果も生まれてしまいます。

「もう疲れたから」「なんとなくこれでいいや」「無難に」などなど、安易に選択してしまうと、
結局後悔することになることが多いのです。

あたりまえですが、高い意識により生み出されたモノがたくさんある中で、
低い意識により生み出されたモノがポツンと存在すると、自分の中でどうしても
目立ってしまうのです。

どうにもこうにも許しがたい存在になってしまうのです。そして後悔する。
だから、そうならないために気持ちを常に高い状態にしていなければならないのです。

もちろんつらいだけでなく、だからこそ得られるかけがえのない何かや満足や楽しさもたくさん
ありますが、相当なエネルギーと覚悟も必要なのです。
だから、正直つかれました。ヘロヘロヘロヘです。でも、とてもとても心地よいです。

今回のコレクション以前にも、翼の~、羽~と、僕の服にはよく翼が登場してきました。
僕はなんとなく翼とか空とかがとても好きなんだと感じています。
というかみんな翼とか空は好きなんだと思います。
だから一度思いっきり翼を考えてみたいと思いました。

”翼のある服”というテーマのもと、僕たちの過去の経験と記憶と、
未来を見つめる視線から生み出された今回の服たちは、これからの僕たちの経験、記憶となり、必ず未来への翼となってくれます。