僕が小学校5年だか6年だかに描いた漫画です。我ながらなかなか力強い作品ですね。
当時人気の漫画、「セイント聖矢」のパロディーのようです。
聖矢の本編で全くスポットライトを当てられなかった超絶ザコキャラの、ライオネットの蛮(バン)という冴えなさすぎるキャラを無理やり主人公にしちゃってます。
なんだこれ。 ろくでもない漫画ですね。
無駄にたくさん、まるまるノート1冊分描いてるようなので、そのうちこの続きも晒していきます。
それにしても小学校のころの俺、こんなもんたくさん描いて、何考えて生きてたんだろうか。
前に漫画家を目指している友達にこのクソ漫画を見せたら、
「勇気をもらった」 と言われちまいました!
漫画家をこれから目指そうと思ってる人、音楽、デザイナー、なんでもいいや。迷ってる人。
とりあえずなんでもいいから、つくりたいものを、つくり、表現したいものを表現すればといいんじゃないかと思います。
具体的なカタチとして。
こんなクソみたいな漫画でも、案外勉強になりました。たぶん。
もちろんつくる系だけじゃなくて、例えばまじガチで服が好きだぜって人は、
自分のスタイルをさがして自分の着方をガンガンしてください。
服をとおして自分を覗き込むのであります。
できるだけ開き直って、他の誰かの影響とか色々あるものですが、そんなのどうでもいい死ねと押しつぶすくらいの、濃いあなたの心で選んで服を着てください。
そんなふうに育まれていくおしゃれこそ最高級だと僕は思います。
開き直りすぎてとんでもダサくなり黒歴史となることもありますが、そんな黒歴史は、
素敵でありんす。
何かを表現していくうえで僕が一番大切だと感じていることは、
未熟だろうが何だろうが、限られた時間内で今現在できうることをその作品の中で
どれだけ注ぎ込めるか ということです。
それは技術や知識ではなく、人間力、その人そのものを注ぎ込む力です。
その力の秘密はその人しか知らない、その人だけのもの。さがしつづけるもの。
必要な技術や知識は、つくっていく中で経験として、その人の肉になるように、
自分の意思で学ぶものです。
そして、できるだけたくさんたくさんつくり、作品としてその人自身を積み重ねていき、
その人は絶対的になっていけるのだと思います。
たくさんつくりましょうぜ。 たくさん挑戦しましょうぜ。